元ニコ生で一世を風靡した暴れん坊女子が織りなす、悩ましくも官能的なSM動画。
この作品が発売された時期、その2016年当時、既に芸名を改名しこの ”月島ななこ”を名乗っていたようです。
彼女の以前の芸名は「片桐えりりか」、なんとも舌を噛みそうな名前である。
彼女の略歴にざっと目を通して見ると、彼女はどうやらAV女優として活動する以前『ニコニコ生放送』で動画を配信し活躍していたようで……。
しかもその上品で控えめそうな見た目に似合わず、配信中に自宅部屋の家具をエレキギターで破壊したり、素股ギターなる珍妙な芸当も大胆にも披露した。
そのおかげか、はたまた突拍子もない派手な演出が効果を成したのか、彼女はニコニコ動画というメディアにおいて一躍人気者の存在となる。
私は彼女に対する印象を”控えめそう”と書きましたが、彼女のカラダは決して控えめなどという平凡なものではありません。
ほどよく前に突き出た”おっぱい””張りのいいケツ”そして全体的にグラマラスなボディながらもバランスよく引き締まった肉体。
さらには、美しく品よく整った顔立ちながらも、ちょっと眼つきを一色変えただけで男の下心を見透かしてしまうような神父的且つ切れ長の眼差し。
彼女の現在は__というと、彼女はすでに現役から引退しているようです。もったいない。
この作品「ハングドランカー」は、2016年2月18日の発売。彼女がAV業界を去って行ったのが2017年の11月。つまりこの作品が業界に背を向ける前、約1年9月前の作品です。
この動画、彼女のいやらしくも挑発的な肉体美を眺めているだけでも充分楽しめるですが、でもそうはいっても、それだけではSMマニアの方は満足しないでしょう。
この作品は、収録時間が約120分ある長めの動画でもありますが、始まりから終わりに至るまで__その内容は一貫性を伴うものはなく、そのシーンごとに心なしかやや分割されているような印象があります。
とはいいながらも、ガラリとシチュエーションが切り替わりながら展開していくわけではありません。そのテーマには”縛り”というプレイが根源に定められており、またその”縛り”というテーマ(プレイ)をさらに細分化し、さまざまな縛りの手法で「緊縛の美」なるものをじっくりと見せてくれています。
そしてそこに共通して付随するのが、”吊り”という付加価値です。
M字開脚吊りに始まり、胡坐縛り、座禅転がし吊りと続き、さらには骨盤一点吊り、背面吊り、と多種多様な”吊り”の技法が流れるように展開していきます。
そこにはSMプレイ動画でよく見受けられる”鞭打ちや蝋燭責め、また浣腸プレイ”などはありません。
それではちょっと物足りないですか__? たしかに、あなたはそう思うかもしれません。しかしながら彼女(月島ななこ)の魅惑的で悩ましい肉体が、そのマイナス要素を上手い具合にカバーし、プラスに転じてくれています。少なからずとも私はそのように感じました。
彼女のはち切れそうな悩殺ボディを拝みながら、じっくりと”緊縛・吊り”映像を楽しみましょう。
彼女はニコ生放送中で室内で花火を豪快にぶっ放して警察沙汰になるような人物ですから、少々お頭が弱いのかもしれません。
だが、アダルトビデオ業界で活躍する女性に知的な頭脳などそんなものまったく必要ありません。
脳の中が空っぽでも、スケベな肉体を映像の中で存分に披露してくれて、ズタズタに精神・肉体ともに粉々に破壊され、そして見事に”ヤラレっぷり”を私たちの前で曝け出してくれればそれでいいのです。
このSM作品『ハングドランカー』では、彼女@月島ななこは、長い黒髪ロングヘアを激しく四方に振り乱し、荒れ狂うように取り乱し、その悶え苦しみっぷりを存分に露にしています。
動画スタート、まずは ”M字開脚吊り ”から__。
動画が幕を上げ、右腕にタトゥーをした男が現れる。月島ななは緊縛された姿ですでに宙に吊られています。
「なんか……こわい……」彼女は小さなか細い声で弱弱しく言います。
冒頭のこのシーンでは男優がじわりじわりと、ゆっくりと時間をかけて月島ななを責めていくプレイが延々と続きます。
この作品の全体においていえることですが、登場する各男優それぞれは強烈な暴言や罵声を浴びせかけることはほとんどありません。
すべては生贄である彼女を、ゆっくりと責め立てることであり、時間をかけて彼女の肉体を吟味し、そして独自の手法を用いて調理していくことです。
男はこれみよがしに彼女の股間に手を突っ込み、おもむろに激しく手マンを開始します。
股間を擦るように、指先を素早く前後に動かす。男の指先が局部と激しく擦り合わされるたびに、彼女は眉を顰め、苦痛の表情を浮かべながら悶絶混じりの吐息を口からもらす。
身体を縛られ、身動きできない状態でありながらも徐々に苦しみのボルテージを上昇させていく月島ななをよそに、男は己の口と舌先を使い彼女を盛んに責め立てて
いきます。股間に顔を埋める男__。
くちょくちょといやらしい音を鳴らしながら、丹念に且つ執拗に彼女のおまんこをしゃぶり舐めつくす。
彼女は吊られた体を微かにクネクネと揺らしながら、痛みと快楽を複雑に絡ませていきます。
シーン切り替わり続いて胡坐縛り・座禅転がし吊り。
彼女自身が、失意の苦しみの入り口にほぼ近づいてきたとき、男は愛撫するのを一時止め、彼女の顔の前に股間を突き出します。
もちろん、そのときの男の一物は十二分にエレクトしています。ビンッと。
露骨なまでに、その一物を目の前に突き付けられた彼女は、なにかを思ったのか意味ありげな思念を顔に浮かべますが、そこで彼女がどのような
ことを脳裏に浮かび上がらせようとも、その先の末治はもはや定義づけられているようなものです。
いさぎよく、口をゆっくりと開き、男の一物をくわえる彼女__。
このときのフェラチオシーンですが、なぜか彼女はそれほど嫌がる様子も抵抗感を露にするような素振りも見せず、自分から男根をくわえるような仕草を見せています。
そういった僅かな点がこの作品のある意味汚点なのかもしれません。ですが、逆にそれらを気にしないようであれば充分楽しめるSM動画でもあります。
男は月島ななのおまんこから滲み出た”愛液 ”で塗れた口を、今度は彼女の口元へと密着させていきます。舌先を互いに絡めあうディープキス__。
彼女の後頭部に両手を回し、手前にたぐりよせ、唇をむさぼる男。
男は次第に興奮が高まってきたのか、そのまま彼女のうしろに回り、血流が存分に流れ込んだ一物を彼女の局部へとブスリと突き刺します。
極上美女の絶品おまんこに自分の男根をぶちこんだことに成功した男は、感極まり、天を仰ぎながら獣のように腰を前後に振りまくる。
動画がスタートしてから数十分が経過していた時点でも、月島ななは依然として緊縛状態のままです。
男は真上から吊り下げられた彼女に体を近づけると、頭のうしろに両手を回し、天井からさがったチェーンを下に引き下げる。
これから犯し(ファック)にかかるために、適切な位置でバランスを調整すると男は本能を剥き出しにします。
前からうしろから、頻繁に体勢を変えながら一物を月島ななの局部に挿入し腰を振りまくる。
男が力強く腰を突き上げる度に、彼女の体全身はゆらゆらと左右に揺れ、彼女は悶絶の声を荒らげます。
やがて男は焦点し、その淫らで薄汚れた精液を月島ななの局部内へと放出します。つまり ”中出し ”です。
男が気の抜けたような緩い顔をし、腰をゆっくりと引き抜いた瞬間、月島ななの局部からは糸を引くように男の精液が ”ダラリ ”と床に垂れ落ちていきます。
シーン切り替わり、今度、彼女は下を向いた状態で吊り。
おもむろに複数の男がその場に現れる。(もはやSM動画では定番の展開です)
痩せ・デブ……さまざまな体系の男たちです。タイプこそ異なりますが、共通しているのは皆一様に無表情でほとんど言葉を発しないというところです。
股間を舐めるもの、口にキスするもの、体をまさぐるもの__それぞれの男は、自分がやりたいように好きなように月島ななの体を弄ぶ。
男の一人が手マンをし、他の男がくちゃくちゃと音を立てながらおまんこに吸い付く。
フェラチオをさせている者もいます。
ひとりのデブが背後からファック開始。もちろん他の男たちも月島ななの体にしゃぶりついています。
そして交代交代、次々と入れ替わりながらファックの連続。
フェラチオを強要していた男は彼女の口内へと精液を発射します。情けないような腑抜けた顔をして焦点した男は亀頭の先端まで到達した精液を、一滴残らず放出するような様子でしばらくの間、月島ななの口元へ股間をくっつけたままで体の動きを止めています。
ビクンビクンと下半身が「精液放出完了」の合図を示すかのように微かに震える。
男は静かに腰を月島ななの口元から離し、その瞬間、彼女の口からは男が放った濃厚なザーメンがダラリと垂れ落ちます。
彼女へのファック攻撃はこのあと延々と続きます。入れ代わり立ち代わり、彼女のおまんこを征服していく男たち。
数人の男が勇み足を踏むように、次々と月島ななの局部へと股間を押し付けていく。
一様に、人生の片隅にも置けないような腑抜け面をした男たちに身を汚されながらも
彼女は必死に耐え続け、ひたすら声にならないような喘ぎ越えをあげ、そして悶絶する。
ある程度経過したあたりでメインの男が一物を強引に彼女の口へ咥えさせる。もうひとりの男はファック続行中。
最終的には尻の付け根に精液を ”外出し ”
シーン切り替わり、骨盤一点吊り。
彼女は頭部を下にして逆さ吊りの状態です。
四人の黒いパンツを履いた男が近寄る、そして体に静かに手を向ける。言葉を漏らすことなく無言のまま彼女の体の至る所に手を差し出し、撫でまわしていきます。
数人の男にもみくちゃにされたあと、男の一人が数個の赤いローターを取り出してきて、乳首を中心に胸元を責めはじめます。
正直、個人的にはこの辺はあまり面白くないですね。いまさらローターなどといったありふれたアイテムを用いてきても、それはなんか新鮮味がありません。
(この辺がアダルトビデオ業界の一工夫足りないところでもあります。電マ・ローター・ディルド、それ以外ないのか? と、私は常々思っているのです)
セクシーな彼女、月島ななは髪を逆さに振り乱し、悶え苦しむ。
三つのバイブは乳首を中心に責めていると、やがて一人の男が銀色のアナルハンガーを持ち出してきて彼女の「おまんこ」に端を引っ掛けるようにして突っ込む。
このシーンではさらに黒いディルドまでも登場します。このディルドを使いどのような責めをするかはもはや言わずともおわかりでしょうから、ここでは割愛します。
シーン切り替わり、背面吊り。
メインの男が月島ななの、おっぱい・太腿・膝に舌を這わせ、丹念に舐めまわしていく。
中盤でのファックシーンと同じような光景がここでは繰り返されます。
二人の男たちは、それぞれが一物を彼女の口とおまんこに挿入。この辺は中盤とほとんど変わりません。
このとき映像を見ればわかると思いますが、@ななの両手腕と脇腹付近が真っ赤に充血していることが見て取れます。とても痛々しい。
ここから長い長いファックシーンが演じられ、最後は腹の上に”外出し”でフィニッシュ。
蘭丸より。
因みにこの動画のタイトルでもある「ハングドランカー」という用語は、陶酔感(吊り酔い)を示すものらしいです。
いわれてみれば確かに、思い起こしてみればこの二時間にも及ぶ長い動画の中で、月島ななこは一度も地面に足をつけてはいません。
ゆらりゆらりと宙を漂いながら、長時間にも及ぶ ”ねちっこい緊縛ファック ”がみどころ、というところか。
《この動画を配信しているDUGAに関しての説明はこちら》蘭丸が説明します。
ハングドランカー 月島ななこ
サンプル動画をごらんください