Emily Sharpe
配信メディア:アダルトプライム
収録時間:約55分
出演:Emily Sharpe
プレイワード:ケイン、蝋燭責め、乳首洗濯ばさみ
エミリー・シャープは腰のくびれた女だし、小顔で、それに清楚な感じがする女性です。見ようによっては案外と美人にも見えるかもしれない。いや、三流美人と形容したほうが適切か。
エミリーは撮影にあたって覚悟を決めていないようで、どことなく涼し気な顔をしています。呑気というのか、それとも彼女は今回行われるプレイが具体的にどのような内容なのかを聞かされていないのかもしれません。それがどちらなのかはわかりませんが、いぜれにしても彼女は「口とアナル」を蝋燭の炎で炙られる羽目となります。そのメインシーンは、動画がスタートしてから約40分後に画面に映し出されます。火の熱さでエミリーは半べそをかいていますが、相手の男はそんなことなどお構いなし。
彼は悲痛の声を荒げるエミリーをとことん追いつめていく。
色とりどりのキャンドルは、そのとき拷問具と化してエミリーをとことん苦しめた
そこはコンクリート打ちっぱなしの部屋で、木製の極めて細い柱が二カ所に設置されています。二つの柱には合計四カ所にロープがくくりつけてある。画面に向かって、右側に二カ所、左側に二カ所。エミリーはその二本の柱の間に立たされているわけですが、両方の手首は柱にくくられているロープできつく縛られています。床面といえば、エミリーの足場周辺に関しては四角い升目でデザインされたタイル仕上げで、見た感じとしては意匠性の高い床となっています。でも、それは中途半端な形をしており、室内の一部分に施工されているに他なりません。では、他の床面はどうなっているのかというと、それはコンクリートがむき出しになっていて、しかもペンキが飛び散っているようにも見えます。つまりは、内装工事がまだ完了していない店舗の床のようにも見える。
冷徹とも思える「炎プレイ」に使用される蝋燭は一般的な蝋燭とは違ってかなり小さいサイズの蝋燭。それに赤、青、緑と色もカラフル。エミリーの口の中に入りやすいように、あえて小さい物をチョイスしたに違いないです。火が点いた状態で咥えさせられるプレイは、日本のSM動画でもよく見かける光景ですし、なにも珍しいものでもないです。
ですが、この作品にてエミリーの口の中に突っ込まれているのは先述したようにかなり小ぶりな大きな。色にしても赤・青・緑といった色でそれぞれが異なっており、それはとてもカラフルです。しかも、可愛らしくさえ見える。
この作品の見どころシーンはまさにそこですし、恐怖に慄いているエミリー自身が本当の意味での追い込みをかけられるのもその瞬間です。動画の最終局面で犬のように四つん這いにさせられ、挙句果てには肛門の中に突っ込まれた蝋燭に火をともされた、哀れな彼女「エミリー・シャープ」
彼女はこのとき、人間らしからぬうめき声をあげて泣き叫んでもいますが、その横でプレイ相手の男性は不敵な笑みを顔に浮かべているだけです。
でっぷりとした体形で下っ腹の突き出ている男は、ウェブサイト上で自身の芸名さえ明かしていない不届き者です。生活習慣のだらしなさが露骨にあらわれている彼の体つきを見れば、おそらく、ふだんはマクドナルドやビザなどの低品質で高カロリーな食べ物ばかり食っているに違いない。ジャンクフードの食いすぎで脂肪だらけの体になった彼は、おそらく私生活においても「脂っこいイメージの女性」が好みなのかもしれません。それも、超マゾスティック性を兼ね備えた女。
そんな彼はプレイが開始されるや、密かに部屋の隅に置いてある「ミニ蝋燭」はすぐには持ち出さずけに、最初は手始めとばかりにケインやピンホイールの形状に似たアイテムを駆使して、やんわりと彼女を責めています。基本的には無言ですが、ときおり小声で彼女に向かってなにやら呟いてもいます。SMプレイ中ですから、なにかしらの下品な言葉か、そうでもなければ屈辱的なことを口走っていることは明らかです。現にその間、彼女エミリーは男性が口から吐いた言葉を耳にするたびに嫌悪感で顔を険しくゆがめてもいますから。SM動画の撮影とはいえども、このとき彼女の心の中では男性に対する憎しみがぐっと湧き上がってきていたのかも。
口だけではなく、耳たぶにあけられたピアスの穴にも火の点いた蝋燭が
私はこの動画を観ながら、必死に火の熱さに耐え忍んでいる彼女のことを心なしか愛おしくも思えたし、逆に相手である男性の暴挙がもっとエスカーレトしてくれることを願っていたりもしたものです。
SM動画を鑑賞しているときは、ときとしてそのような複雑な心境にかられるものです。
そのような両極の感情を胸に抱きながら映像を眺めていると、やがてプレイは「乳房への責め」と移り変わっていきました。
相当苦しいのでしょうか、エミリーは嗚咽交じりで泣きべそをかいている。肩も小刻みに揺れ動いている、そのせいで白くて柔らかそうな乳房は、ゆらゆらと揺れてもいます。
次なる責めに出ようと試みを図る男性は、どこからか「乳房責め用のアイテム」を持ち出してきて、有無を言わさずエミリーの乳房を痛めつけていく。このとき使用されるアイテムは要するに洗濯ばさみと同じで原理で作られられた物で、それはいうなれば「乳首クリップ」とは異なりますが、まあ基本は似たような代物です。
動画内で使用されているのは、結構大きめ。しかもコードが繋がってもいます。これはどういう仕組みになっているのかちょっとわかりませんが電流を流すことが可能なようです。実際、映像の中では男性が片手に電流を流すための装置のような物を手にしていますし、スイッチを入れた瞬間、エミリーは声高々に唸り声をあげてもいます。木製の洗濯ばさみに、どのようにして電流を流しているのか、とあなたは思うかもしれませんが、それは洗濯ばさみに装着されている金属部分。乳房には、この金属部分が密着しているので電流はいとも簡単に彼女の皮膚を刺激することが可能になるというわけです。
そしていくつかの責めのプレイを挟んだあとは、いよいよ終盤の眼玉「炎責めシーン」です。
口の中に入りやすいようにあえて小さい蝋燭を用いたのか。いずれにしても、サイズが小さいということは「より熱さを感じやすい」ということ。
エミリーは火が燃え盛る蝋燭を数本咥えながらも、必死に耐えて耐えて、耐え続けます(もっとも、それほど長い時間ではないですが)いつものことですが、私はここでもプロ根性を感じました。
この作品は収録時間が約55分なので、みどころの「炎責め」のシーンにたどり着くのはあっという間。
この動画自体は、ネット上にサンプル動画が案外あふれかえっているので、あなたはもしかしたらどこかのウェブサイトでサンプル動画を観たことがあるのかもしれません。
でも、シャドウスレイブスの動画はサンプルこそあちらこちらの無料ポルノメディアにて公開されてはいるものの、フルレングスの動画などはほぼ皆無に近いです。
私は独り暮らしで、記事を執筆するのはほとんどが深夜の丑三つ時を回ったころ。それも書き始めたら止まらないので朝方まではたいていかかる。その間、パソコン・モニターの両側に置いてあるスピーカーからは、このエミリーの叫び声が終始聞こえてきていました。それも、やもすれば隣室に住んでいる二十代前半くらいの女の子までにきこえているんじゃないのか、とちょっと心配になるほどに。
スピーカーの音量さえ気を付ければ、シャドウスレイブスのSM動画はいつでもどこでも楽しめます。
それは電車内でも。